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【著者:宮崎駿】

宮崎さんが描いた、オールカラー漫画。
それで400円台ってかなりお値打ちかと@@
貧しい国の王子シュナが、国のため民のために、豊かな作物をもたらす「金色の種」を求めて旅をするお話。
人間の様々な部分(愚かで汚い部分も綺麗でピュアな部分も)が剥き出しになって、読んでいて熱くなります。
「金色の種」を手に入れることは決して容易ではなく、様々な困難が待ち受けているわけですが。
異形な動物、巨人・・・何か得たいの知れないものが、人間の内面を抉り出しているようにも思えて、少しゾッとします。「私が」勝手にそう思っているだけですけど。
でも、だからこそ、信頼とか(陳腐だけど)愛とかそういう部分が嘘に見えないんですよね。
読んだら「ああ、宮崎ワールドだな」って思う。ヤックル出てきますよ!
読み始めるとぐいぐい引っ張られて、世界観にどっぷり浸ってしまうという(笑)
さすが宮崎駿><

旅の途中で出逢ったテアも芯が強く、とても魅力的に感じました。
人物像もですが、作品を通して描きたいこと、伝えたいことが一貫しているなあと思いました。
作品から強い芯を感じます。だから私、この作品大好きなんですよね^^*
最後はネタバレになるので言えませんが、何度読んでも泣きそうになります。


(キーワード:5つ星漫画/感動/ジブリではないけどジブリっぽい)

拍手コメントありがとうございました!追記から拍手お返事です^^*

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著者:杉田圭

平安時代好き、百人一首好きにはたまらない漫画。
百人一首に選ばれた人たちの背景が見え、和歌がより深まります。
(ただ、結構意訳しているので、訳がちょっと薄っぺらく聞こえるかもしれません)
歌を交わす文化ということもあって、情緒・風情があり、きゅんきゅんします///

あえて2巻を選んだのは、DVDの感想が書きたかったからです。
1巻読んだあとにDVDを観ると、更に深まります。というか、興奮しました><///
オールカラー、音あり、セリフは字幕、静止画が移り変わっていくような動画です。
(だから声がイメージと合わないなんてことはありませんb)
ツンツンデレ君の陽正院(貞明)がメインとなっております。
在原業平との掛け合い、靖子との絡み・・・それによって貞明が変わっていくところは微笑ましかったですし、ほんと可愛かったです。
ギャグ風な音楽を流しているシーンがあったのですが、貞明が靖子にしたことは、正直ちょっとやり過ぎで笑えなかったところもあったのも確か。(勿論笑えるところもありました)
だけど、切ないシーンもあり、泣きそうになったところもありました。
少しネタバレ→(私、思い返すシーンに弱いんだよぉぉorz
最後の和歌が出てくるシーンは鳥肌ものでした。感動した><
そしてまた、最初に戻って見返すと・・・うわあああそういうことか!ってなります(どういうこと)
更に1巻読み返すと・・・////
DVDの在原業平、意外にカッコ良くてときめきました(笑)
とにかくDVDだけでお腹いっぱいになれちゃいます。

ちなみに、2巻(漫画のほう)は在原業平がかなり出てきます。小野小町も。
今回はそれぞれの生き方が見えてきたように思います。恋愛要素は1巻よりは少なめですが、ちょっとすれ違いや切ないシーンもあって、胸がきゅっとなりました。


(キーワード:平安時代/百人一首/十二単/きゅんきゅん漫画/切ない系)

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著者:ろびこ

新刊読んだので語る^^///この漫画は個人的に大好きです。
冷血ガリ勉少女水谷雫と、いつも予想外の行動をする吉田春の話。
ハルは、みんなから怖がられる(誤解される)ため、あまり人と関わったこともなく、「友達」というものに憧れを抱いています。
それゆえ突拍子もないことをし出すので、たまにぶったまげることがあります。
そんなハルと雫が出逢うことで、変化し始めます。

一風変わった子って個人的に好きです。予想がつかなくて(笑)
変人美少女夏目ちゃんとか、爽やかイケメンのササヤンくん、頭良い美男子ヤマケンくんとか、脇キャラも個性的で、生き生き描かれていると思います///
個人的に、雫に反応しちゃうヤマケンくんにきゅんきゅんします。
脇キャラと言っても、主人公を引き立てるためにいるわけではなく・・・ちゃんとみんな頑張って動き出していて、脇役とは言えないです。むしろみんなが主人公、みたいな感じ。
大切に描かれているなあと感じます。
絵はとても丁寧で繊細で、コマ割もスッキリした印象があります。
・・・こう書くと何様と思われそうですが、いやいやつまり大好きなんです、と言いたいだけです!

ハルと雫の関係は、最初は急展開だったけど、その後はゆるやかに変化していって、微笑ましいです。
ハルは、可愛いところもあるけれど、野生的なところもあり、計り知れない怖いもの・・・を感じました。無邪気で純粋すぎるがゆえの怖さだと思います。同時に秘めた可能性も感じるんですけど///
正直者で、言葉通りに受け取るので、思わず爆笑してしまうこともあります。
この漫画のギャグ要素にも笑えるなー!
ハルと雫との絡みに毎回ニヤニヤしてます^^///


(キーワード:ラブコメ漫画/恋愛/綺麗)

拍手、連続拍手(10パチ!)ありがとうございます・・・!
とってもパワー頂いております///

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著者:渡辺航

というわけで、予約投稿です。
今回は、今話題になってる?漫画。
読んだらあっという間に読み進めてしまいました。
潔く、スピード感のある漫画に圧倒されました・・・。
見ての通り自転車漫画です。
小4の時から、毎週欠かさず片道45kmあるアキバに自転車(ママチャリ)で行っている「小野田坂道」。運動はからきしダメのオタクだけど、とあることがキッカケで自転車部に入ることに。そこから、才能に目覚めロードレース大会を目指していく話です。(かなり略しました)
ちなみに私は7巻まで読みました。

最初っから爆笑してしまったんですが、読み進めると凄く熱い漫画ということが分かりました。
未経験者なのに未知の才能を持っている、っていうパターン。好きです^^*
主人公の純粋さとか、自転車に乗っているときのわくわくドキドキ感がすごく伝わってきました。笑顔が眩しかったです。才能開花の予感がして、すっごくわくわくします///
戦うシーンはこっちが息切れしそうなくらい白熱していて、食らいつくように読みました。
ジェットコースターに乗っているかのようでした。
レースやるごとに主人公がどんどん成長していって凄く面白いです。
特に2年生との対決は凄かった。ちょっと泣きそうになりました。
あと関係ないけど、鳴子くんの大阪弁がツボです(笑)

それにしても自転車ってこんなに奥が深かったのか・・・!
道端で思わず自転車を観察してしまうほどでした。
スポーツ・競技系って、漫画になるとホント面白いですね。
ルールなどが理解しやすくて、心情も手に取るように分かるからでしょうか。
これ読んだあとだったら、アニメ『茄子アンダルシアの夏』も楽しめたのかなぁと思ったり><


(キーワード:少年漫画/熱い漫画/自転車漫画/ロードレース)

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著者:小山宙哉

なんかもう、アマゾンでいい感想たくさんありますが・・・(笑)
タイトルそのまんま宇宙飛行士を目指す兄弟の成長物語です。
ムッタ(向かって左)が主人公なのですが、これがまたいい味出してて。
ちょっとヘタレだけど、兄としての見栄を張るところや妙に運が良いところとかチャーミングで愛着が湧いてきます。
一歩先へ行く弟に変な意地を見せているけれど、弟は弟で兄ムッタの良さがちゃんと分かってるんですよね。
そんな二人が“宇宙”という壮大な夢に向かって突き進んでいく・・・。
宇宙飛行士になるまでの道のりが過酷なのですが、出題された課題をどう切り抜けていくのか、毎回ドキドキします。そしてわくわくもします。毎回予想を上回る切り抜け方をするので目が離せません><b

他の人も宇宙飛行士になりたい「理由」「想い」があって、その背景を知るたびに思わず応援したくなります。
1話1話にテーマがあり、そのテーマ要素の仕込み方がまた上手いです///
人物がかなり人間くさく、それぞれ長所・弱点が描かれていて、「ああこんな人いそう」と思わせられました(笑)
ユーモアもたっぷりで、大爆笑してしまうこともしばしば。男性漫画家の描くユーモアは、女性漫画家のユーモアとはまた違った味があって面白いです(笑)

夢を夢で終わらせない・・・ロマンが詰まった漫画だと思います。


(キーワード:少年漫画/ユーモア/ギャグ/ロマン漫画)

拍手ありがとうございます!好きです///(告白)

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